「見えない信頼」と「トレーニングの積み重ね」現場で評価されるプロの真実。ブルペンの裏側、瞬発力重視の筋トレ、そして“見た目”が与える影響まで

華々しい成績に表れない“ブルペンの信頼”と“見えない努力”について語られる中、選手たちのトレーニングに対する向き合い方や、その裏にある身体作りの哲学が紹介されています。糸井嘉男の瞬発系の筋トレの実施タイミングや体型づくりの工夫など、プロの実体験から語られる貴重な内容が詰まったインタビュー映像です。

数字に出ない貢献と信頼の証【00:01】

試合の途中で登板し、緊張感の中で確実に仕事をこなす中継ぎ投手について、チーム内での絶大な信頼が語られます。1試合で数球しか投げなくても、的確にストライクを投げ込む姿勢が高く評価されています。

常に「来るかもしれない」という緊張感の中で準備する精神力や、登板が急に決まることへの対応力についても、実際の選手からその大変さが語られています。

阪神・高橋遥人投手のトミージョン手術後の復活に大きな期待が寄せられています。万全の状態で1年戦えれば、タイトル争いに絡む存在になると明言されています。

打者から“低く見える”という特性を持ち、威力あるストレートを投げる左腕として、眠れる大器であると評価されています。

筋力強化によってバットが軽く感じられるようになり、スイングの初動・停止も容易になったと説明。際どい球に反応しやすくなり、結果的にミート率や打撃精度も向上するとのことです。

「軽いと出しやすく止めやすい」。打撃精度や打者としての余裕を生むためにも、筋力アップが欠かせないと語られています。

怪我リスクの少ないオフや登板間隔のある先発投手はシーズン中も積極的にトレーニングを実施。逆に野手は試合との兼ね合いが難しく、時間帯を工夫する傾向にあるようです。

ナイター時には出発前にジムで調整するなど、午前中にトレーニングを行うケースも増加。昔と比べて考え方も大きく変化しています。

「肩が広く見える」とされる三角筋を意識的に鍛えていたことも紹介されています。スクワット・ベンチに加え、三角筋をつけるためのサイドレイズを継続していたとのことです。

筋肉のつけすぎは投球動作に影響する可能性もあるため、実用性と見た目のバランスが問われる中で、「三角筋は見た目もパワーも両立できる象徴」と語られていました。

動画では、試合では見えない部分で積み重ねられている準備と、見た目の印象まで含めたプロ意識が紹介されています。競技力向上だけでなく、自分の身体づくりに向き合うきっかけとしても活用できる内容です。