吉見一起氏が、自身の経験に基づいてキャッチボールの基本と握り方、トップの作り方について詳しく解説しています。キャッチボールで意識すべき立ち方や腕の使い方、指のかけ方など、投球の土台となる要素を実践的に紹介しています。
- 1. キャッチボールで最も大切にしていたこと【00:00】
- 立ち方の意識と安定感
- フォームにおける「しっかり立つ」重要性
- 2. 投球時の基本的なボールの握り方【02:01】
- 中指と人差し指の配置
- 縫い目の向きによるスピンの変化
- 3. トップの位置を安定させるための練習【05:25】
- 自然なトップの作り方
- 上半身のみを使った壁当てドリル
- 4. トップ形成時の身体の使い方【07:07】
- 肩より上で自然に作る意識
- 回旋動作によるトップの安定
キャッチボールで最も大切にしていたこと【00:00】
立ち方の意識と安定感
吉見氏が引退まで徹底していたことは「しっかり立って、最後までしっかり立つ」という基本動作の徹底です。キャッチボールを通じてこの意識を繰り返すことで、投球全体の安定性が高まると述べられています。
フォームにおける「しっかり立つ」重要性
投球の始まりから終わりまで、ブレない姿勢を意識することで、狙った場所に投げるための土台が作られます。フォーム全体の軸としても重要なポイントとされています。
投球時の基本的なボールの握り方【02:01】
中指と人差し指の配置
中指の長さを生かすように、英語のCの反対のような形で握ることが基本とされます。人差し指との間に指1本入るか入らないか程度の距離が推奨され、親指は中指と人差し指の中間に配置します。
縫い目の向きによるスピンの変化
縫い目を「空」にして握ると、スピンがかかりやすくなり、ボールが指にしっかりかかる感覚が得られると語られています。縫い目の向きによって投球感覚が変わることを、実体験に基づいて紹介しています。
トップの位置を安定させるための練習【05:25】
自然なトップの作り方
決まったトップの位置があることで、フォームが安定し、狙った場所に投げやすくなると説明されています。自分にとって自然な位置で作ることが大切とされています。
上半身のみを使った壁当てドリル
キャンプ中など、投球感覚が戻っていない時期に実践していたのが、イスに座って上半身だけでボールを投げる練習です。肩より上の位置でトップを作る感覚を養う効果があります。
トップ形成時の身体の使い方【07:07】
肩より上で自然に作る意識
トップの位置は無理に作るのではなく、自然な動きの中で肩よりやや上で形成することが重要とされています。強く作ろうとすると引っかかる原因にもなるため、自然体を重視する必要があります。
回旋動作によるトップの安定
右腕だけで上げるのではなく、身体を回旋させながらトップを作ることで、安定感が増します。左腕で壁を作りながら、回旋を取り入れることが、正しいトップ形成につながると解説されています。
この動画から学べること:
- キャッチボールで意識すべき基本姿勢と立ち方
- 投球時の基本的な握りと縫い目の向きの工夫
- トップの位置を安定させるための具体的な練習方法
- 身体の回旋を活用したトップの作り方
これらの内容は、キャッチボールの質を高めたい選手にとって非常に参考になります。ぜひ動画でフォームの細かいニュアンスを確認してみてください。また、関連動画では他の選手によるキャッチボールの工夫も紹介されているので、そちらもあわせてご覧ください。
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