吉村貢司郎の工夫と意識「フォーク・スライダー・ストレートの握り方と投げ方に見る吉村貢司郎の感覚」

ピッチング
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吉村貢司郎投手が、プロの先発として求められるスタミナと制球力、さらにはフォークやスライダーなど球種ごとの握りや投げ方・意識について自身の感覚を交えて具体的に語ります。

長いイニングを投げるための意識【00:00】

無駄なボール球を減らす工夫

吉村投手は、長いイニングを投げるには無駄なボール球を減らすことが重要だと語っています。球数を抑えることで、結果的に長いイニングを任される場面が増えると感じているようです。

カウントを取れる球種の重要性

状況に応じて三振を狙う場面もあるが、基本的にはどの球種でもカウントが取れることを意識。打たせて取る投球と三振の両立を視野に入れた対応力が求められると述べています。

真っすぐの質と握りのこだわり【02:29】

力感や縫い目の向きの工夫

プロ入り後に出会った投手のボールに「刺される」感覚を覚えた吉村投手は、見た目以上の力感や縫い目の向きに着目。他の人よりも人差し指と中指の長さの違いがあるため、握り方を調整し、球質向上を追求しています。

感覚的に覚えた投球フォーム

試合中に握りを確認できないため、感覚で覚えることの重要性を強調。自分に合った形を試しながら身につけてきたと述べています。

各球種の握りと感覚【05:08】

スライダーとカーブのかけ方

スライダーは中指を使う人が多い中で、吉村投手は人差し指を重視。押さえ込む感覚を意識しながら投げているとのこと。カーブは中指を主体にかけています。

フォークの引っかけ方と回転のイメージ

フォークは「抜く」というよりも「引っかける」感覚で投げるとし、第1関節を使って回転を意識。力の入れ方や親指の使い方も独自の工夫が見られます。

フォームの変化と身体づくり【09:00】

柔軟性と筋力のバランス

体重と筋力量が増えたことを自覚しており、柔軟性と筋力のバランスを意識してトレーニングを実施。動きやすい身体作りを追求しています。

無駄のないフォームの追求

以前は大きな振りを取り入れていたが、慣れてきたことで無駄のないシンプルなフォームへ変更。状況に応じて柔軟にフォームを変える姿勢を持っています。

力の入るタイミングとリリースの感覚【14:17】

脱力とタイミングの最大化

力の入るタイミングを最大化するために、あえて脱力を意識。緊張すると腕が先行し、ボールに力が伝わらなくなるため、意図的に力の入れ所をコントロールしています。

箱の中で投げるイメージ

「ダンボールの中に入って投げる」ような感覚で体のブレを抑え、フォームの安定を図っています。体の軸を意識し、ネットなどを使った視覚的練習も取り入れているようです。

コントロール向上の取り組み【28:00】

視覚的に意識させる練習法

投球時のイメージ強化のため、ネットを使った通過点の設定など具体的な視覚的練習を導入。左右にずれない投球を意識する取り組みです。

投げる中で覚える感覚の重要性

吉村投手は「投げて覚えるタイプ」と自認し、投球数を重ねる中で感覚を養ってきたと話しています。

メンタルと緊張への対処法【30:16】

緊張の原因と対処法

緊張は「自分にベクトルが向いている状態」と分析。自分の調子ではなく、バッターに集中することで、自然と緊張が和らぐと述べています。

バッターに集中する意識転換

調子に関わらず、バッターの構えやタイミングの取り方を見ることで、緊張する暇がなくなると語ります。試合後の気持ちの整理も重要視しており、過去に固執せず次に活かす姿勢が印象的です。

吉村貢司郎の投球に関するこの動画から学べること:

  • 長いイニングを投げるためのボールの使い方と意識
  • 真っすぐや変化球の握りと球質へのこだわり
  • フォームの安定化と脱力による力の最大化
  • コントロール向上に向けた具体的な練習法
  • 緊張を抑えるための意識と試合中の集中の仕方

これらの考え方は、映像での実演や話し方によってさらに理解が深まる内容です。気になる方はぜひ実際の動画で確認してみてください。他の投手との比較も、自分に合った技術を見つけるヒントになります。

動画はこちら

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