上原浩治が、キャッチボールを軸とした投手の基礎作りについて具体的に語っています。メジャー契約の違いやキャッチボールの意識、スローイング技術とトレーニング論について、実体験を交えて解説しています。
- 1. メジャーキャンプの厳しい現実 00:00
- 40人枠の争いとマイナー落ちの現実
- メジャー昇格の難しさ
- 2. キャッチボールの意識と投球技術の基本 02:00
- リリースポイントの重要性
- 遠投練習と低い軌道の意識
- 3. コントロールの重要性とバッティングピッチャーの役割 04:22
- バッターが立った状況での制球力
- バッティングピッチャー経験の効果
- 4. 投手におけるトレーニングの考え方 07:01
- 側筋強化の重要性
- 大胸筋トレーニングへの考え方
- 5. トレーニング方法の多様化と自己探求 08:27
- YouTubeを活用した体幹トレーニング
- 正解のないトレーニング探求
メジャーキャンプの厳しい現実 00:00
40人枠の争いとマイナー落ちの現実
メジャーキャンプには約70〜80人が参加しますが、メジャー契約選手以外は限られた枠を争う過酷な状況です。10日ほど経つとロッカーから人が減っていき、マイナー行きを余儀なくされる選手が多数いる現実が語られています。
メジャー昇格の難しさ
マイナー契約選手がメジャーに昇格するのは非常に難しく、長年一緒に戦った選手でも数年後にはマイナー落ちしてしまう世界の厳しさが紹介されています。
キャッチボールの意識と投球技術の基本 02:00
リリースポイントの重要性
キャッチボールでは、リリースポイントを意識し、どこでボールを放せば相手の胸に届くかを体に染み込ませることが重要とされています。適当に投げるのではなく、常に意図を持った練習が求められています。
遠投練習と低い軌道の意識
遠投練習においても、山なりではなく低い軌道で投げることを意識し、試合を想定したスローイングを心がけるべきだと述べられています。
コントロールの重要性とバッティングピッチャーの役割 04:22
バッターが立った状況での制球力
ブルペンでは正確に投げられても、バッターが立った場面で制球できないピッチャーが多く、その感覚を養うには実戦的な練習が必要とされています。
バッティングピッチャー経験の効果
バッティングピッチャーを経験することで、コントロール技術や配球感覚が養われたと述べています。バッター相手に実際に投げることが重要とされています。
投手におけるトレーニングの考え方 07:01
側筋強化の重要性
投球動作では体をひねる動きが多く、脇腹の筋肉(側筋)を強化することが大切とされています。メディシンボールやダンベルを使ったトレーニングが紹介されています。
大胸筋トレーニングへの考え方
ピッチャーは大胸筋を過度に鍛えるべきではないという考え方もありますが、上原浩治は「ほどよく」鍛えることを推奨しており、絶対的な正解はないと述べています。
トレーニング方法の多様化と自己探求 08:27
YouTubeを活用した体幹トレーニング
トレーニングに飽きがこないよう、YouTubeで日替わりの動画を見ながら様々な体幹トレーニングを実践していたことが紹介されています。楽しみながら続ける工夫が重要とされています。
正解のないトレーニング探求
トレーニングには決まった正解はなく、自分に合った方法を探し続ける姿勢が大切だと語られています。上原自身も、理想のトレーニングには最終的に辿り着いていないと振り返っています。
この動画から学べること
- メジャーキャンプにおける過酷な競争の現実
- キャッチボールで意識すべきリリースポイントと感覚養成
- コントロールを磨くためのバッティングピッチャー経験の活用
- 投手に必要な筋肉強化とトレーニングへの考え方
- 多様なトレーニング手法を楽しみながら取り入れる工夫
これらが気になる人は、ぜひ実際の映像でニュアンスを確認してみてください。また、関連動画では別のプロ選手が同じテーマについて異なるアプローチを語っているので、自分に合った考え方を見つけてみましょう。
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