斉藤和巳、五十嵐亮太、由規が速い球を投げるために必要な体重移動や下半身の使い方、そして股関節を活かしたフォーム作りについて語られています。怪我をした三人が行き着いた安定したリリースや効率的な力の伝達を実現するための実践的な技術が紹介されています。
- 1. 体重移動の意識とバランス感覚【03:22】
- 移動と反作用の意識
- リズムとメリハリの大切さ
- 2. 左足の使い方とリリース安定性【06:23】
- 左足で「受ける」意識の重要性
- 右足裏の接地意識による安定感の向上
- 3. ハムストリング・殿筋の活用とリリースの質【10:27】
- 下半身で支えてから押し込む感覚
- 膝の安定とリリースの安定の関係性
- 4. 股関節の柔軟性と開きのコントロール【13:30】
- 股関節のひねりによる力の蓄積
- 股関節の柔らかさがもたらす効果
- 5. インステップの捉え方とコントロールの関係【18:53】
- インステップのメリットとデメリット
- コントロール向上に必要な上半身の我慢
体重移動の意識とバランス感覚【03:22】
移動と反作用の意識
体重移動では、単に右から左へ動かすだけではなく、「進む意識」と「戻る意識」の両方を持つことが重要とされています。止める意識をもつことで、リリースの安定や腕の振りに繋がります。
リズムとメリハリの大切さ
速球を投げるためには、強弱をつけた動きの中でリズムを整えることが必要です。力任せではなく、動きの中で生まれる自然なタイミングが鍵になります。
左足の使い方とリリース安定性【06:23】
左足で「受ける」意識の重要性
左足を踏み出す際に、ただ止めるのではなく「優しく受ける」ように着地し、そこから押し出すような流れを作ることでリリースが安定します。
右足裏の接地意識による安定感の向上
踏み出し時に右足裏が地面についている意識を持つことで、全身が安定し、無駄な力みが軽減されます。
ハムストリング・殿筋の活用とリリースの質【10:27】
下半身で支えてから押し込む感覚
踏み込んだ左足で「蹴る」のではなく、ハムストリングと殿筋で一度支えてから「押し込む」動作に移ることで、力の伝達がスムーズになります。
膝の安定とリリースの安定の関係性
膝の安定が得られると、リリースポイントの安定に直結します。左膝で「止める」のではなく、支えて押し出す意識が重要です。
股関節の柔軟性と開きのコントロール【13:30】
股関節のひねりによる力の蓄積
股関節の柔軟性を活かすことで、ひねりと反動が生まれ、爆発的な力を出すことができます。女の子座りができる柔らかさは一つの指標とされています。
股関節の柔らかさがもたらす効果
開きを我慢しやすくなり、内転筋にも力が乗せやすくなるため、フォーム全体が安定し、力強いボールが投げられるようになります。
インステップの捉え方とコントロールの関係【18:53】
インステップのメリットとデメリット
インステップは上半身に負担がかかりやすい一方で、勢いのあるボールが生まれる要素にもなります。自分の体の特性に応じて判断することが求められます。
コントロール向上に必要な上半身の我慢
ステップ方向に引っ張られすぎないよう、上半身を我慢することで、リリースポイントの安定とコントロールの向上につながります。
この動画から学べること:
- 体重移動における進行と反作用のバランス
- 左足の着地方法と体の安定化
- 下半身の支えによるリリース安定化の技術
- 股関節の柔軟性とフォーム作りの関係
- インステップの利点と上半身の制御法
これらが気になる人は、ぜひ実際の映像でニュアンスを確認してみてください。また、関連動画では別のプロ選手が同じテーマについて異なるアプローチを語っているので、自分に合った考え方を見つけてみましょう。
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