「投手の極意」—フォーム・プレート・クイック・テンポを極める方法

ピッチング
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「開く投手は球速より遅く感じる?」
「プレートの使い方で投球が変わる?」
「クイックモーションの秘密とは?」

一流投手が実践していた フォームの作り方・プレートの使い方・クイックの極意 を徹底解説!
「投げやすさ」と「実際の球威」の違いを理解し、 本当に強い投球フォームを作る方法 とは?

  1. フォームの作り方—「開き」を防ぐための意識
  2. プレートの使い方—立つ位置で変わる投球戦略
  3. クイックモーションの秘密—盗塁を防ぐ技術
  4. 投球テンポとコントロール—試合で活きるリズム
  5. バッティングピッチャーの重要性—実践的な制球練習

【動画のポイントまとめ】

1. フォームの作り方—「開き」を防ぐための意識

「開く投手は球速より遅く感じる」

  • 和田毅・杉内俊哉のような『開かないフォーム』の投手は打者にとって打ちづらい
  • 150km/hの速球でも、開くと打者にとっては遅く見える
  • 逆に、145km/hでも開かないと速く感じる

「開きを防ぐポイント」

  • 下半身と上半身の動きが連動することが大事
  • 開く投手は、上半身が先に動いてしまう傾向がある
  • 「投げたい!」という気持ちが強すぎると、無意識に上半身が先に行ってしまう

「歩幅の調整が重要」

  • 歩幅が広すぎると 下半身が沈みすぎ、力が分散する
  • 逆に狭すぎても 力を十分に伝えられない
  • どの位置が一番力が伝わるかを、自分で見つけることが重要

フォーム改善の結論

  • 開きを抑え、最適な歩幅を見つけることで「打ちづらい投手」になれる

2. プレートの使い方—立つ位置で変わる投球戦略

「プレートの立ち位置は重要」

  • 先発時は三塁側、中継ぎでは一塁側 に立つことで、打者への角度が変わる
  • 左打者に対して懐に投げやすい立ち位置を選ぶ
  • 右打者に対しても、立つ位置を変えることでアウトローを投げやすくする

「プレートの踏み方」

  • 日本では プレートを使って蹴る感覚 だが、アメリカでは 単に固定する感覚
  • 日本のマウンドは掘れるが、アメリカのマウンドは掘れないため プレートを利用する意識が異なる

「球種によるプレートの使い分け」

  • フォークが武器なら一塁側が有利(角度的に落ちやすくなる)
  • スライダーや横変化を使う投手は三塁側が有利(遠く感じさせる)

プレートの結論

  • 自分の球種に合ったプレートの立ち位置を見つけることが重要

3. クイックモーションの秘密—盗塁を防ぐ技術

「クイックモーションの基本」

  • クイックが苦手な投手は、まず右足に体重を乗せる意識を持つ
  • 右足をわずかに動かすことで、牽制と錯覚させる技術
  • アマチュアでは厳しく見られるが、プロでは有効な手法

「クイックの割合」

  • 右足に6〜7割の体重をかけると、牽制しやすく、投球動作にもスムーズに移行できる
  • 意識的にクイックをしようとすると力みやすい
  • 「勝手にそうなる」感覚を持つことが理想

クイックの結論

  • 「牽制と見せかけた動き」+「無意識にできる体重移動」=効果的なクイック

4. 投球テンポとコントロール—試合で活きるリズム

「テンポの良さは意識していなかった」

  • 試合でテンポが良いと言われる投手は、無意識のうちにリズムができている
  • 産休勝負(3球以内で勝負)を心がけると、自然とテンポが良くなる

「コントロールをつけるには?」

  • バッターに対して投げる経験が重要
  • 「見やすいフォーム」「見づらいフォーム」をバッターに確認することが大切

テンポとコントロールの結論

  • 試合のテンポを意識しながら、実際の打者との対戦でコントロールを磨くべき

5. バッティングピッチャーの重要性—実践的な制球練習

「ブルペンでの投球だけでは足りない」

  • 実際にバッターを立たせることで、自分のコントロールや球威を確認できる
  • 「バッターにとってどう見えるか」を知ることが、投手としての成長につながる

「フォームの見え方を知る」

  • 「このフォームは見やすい」「このフォームは打ちづらい」 をバッターに聞く
  • 味方にまず試してもらい、フォーム改善につなげる

「7割の力で制球練習をする」

  • いきなり全力で投げるのではなく、7割の力で正確に投げる感覚を身につける
  • リリースポイントの感覚を磨くことで、試合での安定感につながる

バッティングピッチャー練習の結論

  • ブルペンだけでなく、実際にバッターを相手に投げる経験が、投球の質を高める

【結論:投手の真の実力は「細部のこだわり」で決まる】

フォーム・プレート・クイックの使い方が、球威・制球力を左右する
「開かないフォーム」が打者にとって最も嫌な投球になる
投手は「バッターの見え方」も考えてプレートを使うべき
単なるブルペン投球ではなく、実際にバッターと対峙する経験が大事

動画はこちら → [動画リンク]

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